有る前から在るものに向けて
2010年10月20日 § コメントする
図書館で借りた「現代秀歌百人一首」という本を電車の中で読んでいます。
大き骨は先生ならむそのそばに小(ち)さきあたまの骨あつまれり 正田篠枝
広島の原爆の惨状をつづった歌集「さんげ」の内の一首で、原爆に関する出版物は禁止されていて、惨状を活字化することは特に厳しく処分されるというころ、作者は100部を極秘に印刷して配ったと解説にあります。 歌は教室が一瞬にして焼かれてしまい先生生徒が骨になって残ったという惨状を詠んだものという。
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