あたりまえのこと

2011年3月29日 § コメントする

夜のニュースで、被災した旅館の若女将が廃業を伝えている映像がありました。
そして、その女将が「あたりまえのものがなくなった」と言っていました。

もう10年以上にもなるでしょうか。広告の仕事で「あたりまえが難しい」というコピーを書いたことを思い出しました。コピーの意図は、あたりまえのように求められる信頼性や納期を守ることは実は難しく、それを長年守り続けていますということでした。

被災地の旅館の若女将の言葉も、あたりまえのものが確かにあったのですが、それは作ってきたものであったし、作り続けていたものだったということを語っているようでした。
それが今度の地震と津波と原発事故で無くなった。

あたりまえのようにあったものが無くなり、根拠となるものが無くなった。

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