現実の違い
2011年4月8日 § コメントする
看護師として被災地に入った女性のブログがありました。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing
被災して生き残った人たち、そして医療の立場から被災地に入った人たちの話。
以下、文中より抜粋しました。
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雪が瓦礫の山に積もっていて、ずっとしんしんと降っていたけど寒いという感覚よりも恐怖のほうが強かったです。
足が震えていたのは寒さでなく恐怖でだったと思います。
ここは商店街でした、
ここは郵便局だよ、
ここはおいしいラーメン屋、
ここは公民館、
ここは幼稚園、、、
ただの瓦礫の山。
そして一歩二歩歩くごとに赤い旗がヒラヒラ揺らいでいる。
しかも数えきれないおびただしい数の旗。
「この赤い旗は遺体が見つかった場所に立てられています」
人間の感情があるから泣くなと言われても無理でした。
リーダーナースが飛んで来て私の耳を引っ張って車の陰に連れて行かれて
すっごくおこられました。怒られようがもう自分は素直な感情でここでやっていこうと思いました。
テレビで映されているのは報道規制のなかの範囲内でそれでもあの映像。
映されない、テレビで流せない現状をこの目で見てきましたがそれはもう地獄でした。
点滴のストックがもうすぐ底をつく
点滴の針もあと数箱
避難所生活のストレスで胃潰瘍からの出血なのか吐血で血圧低下のショック状態の患者さんも搬送されてきた
すぐに内視鏡と輸血!
ドクターが叫んで自分で「あぁ、ここには何もないんだ」我に返っていた
寝泊まりをした体育館で
たった三日間でかわいいお友達が出来ました。
血圧測定や点滴に走り回る私のあとを小走りについてくる
人懐っこい6歳のかわいい女の子、瑠奈チャン。
「瑠奈チャン、なにが欲しい?」の私の質問に
「おうちとママ」
いつも一緒にいるのが母親かと思っていたけど
次の日、それは叔母さんということが分かりました。
あとはブログを読んでください。
テレビの画面に映っている現実とそれを見ている現実の違い。

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