5月 | 2011 | ドローイングでちょっと

地震で忘れてしまっていたこと

2011年5月21日 § 3件のコメント

寸松庵色紙の臨書をやろうとか思って書き始めていたのですが地震で飛んでしまっていました。
こういう風になるとまた始めるにはまた何かきっかけが欲しいものです。

今日は暑かった。
さやえんどうを育てていたプランターの土から根を取って肥料を入れたりしてトマトの苗を植えました。
そんなことをしていると汗の滲む暑さでした。

光るつぶ

2011年5月20日 § コメントする

今、新緑がとてもきれいです。
若葉は輝いて光るつぶのようです。

今日から新しいシリーズ「光るつぶ」です。
ドーサを使わず墨だけで描くことにしました。ただし最初の頃は水だったところを色が付いた墨で描くことにしました。

近くにある大きなモクレンの木に若葉がありません。
昨年の夏の暑さで一部の枝が枯れてしまいましたが、春になって咲くはずの白い花が全く無く、今になっても若葉の一つもありません。
木が暑さでダメージを受けて全体が枯れてしまったのかもしれません。

震災の写真集

2011年5月19日 § コメントする

注文していた朝日新聞の「報道写真全記録2011.3.11-4.11東日本大震災」という写真集が届きました。
地震のあった３月１１日から毎日の新聞に人の営みの儚さと被災された方たちの悲しみを嫌というほど見せつけられましたが、それが一冊の写真集になっています。
最後までページをめくるのが難しい写真集です。

新聞で見た写真で一番記憶に残り感動した写真もありました。ただ新聞にあった写真とは少し違って女性はうつむいていました。
新聞にあった写真は瓦礫の中に一人の女性が座って悲しみをいっぱいにした表情で遠くを見ていました。
この写真はこの大震災に被災した人の状況とこころを一番伝えている写真に思えます。
それにしても、想像できないことが起きたということです。

鹿の問題

2011年5月18日 § コメントする

鹿が増えすぎている。
保護政策で鹿が増えて、里山の崩壊でさらに増えて、猟師も少なくなってなかなか調整がつかないようです。

田舎の奈良の山奥ですが、２０年ほど前は畑を柵で囲うこともありませんでした。しばらくして猪は出る鹿は出るで、畑を柵で囲うしか手立てがなくなりました。つまり人が自然の中に囲いを作って生活するということになったのです。

先の連休で帰ったときには村に２匹の鹿が住み着いていました。
親と離れて子供の鹿２匹が村に残ったのです。生まれて２年目とはいえまだ小さくてかわいらしいものです。でもこの鹿が畑に入ると一晩で芽を食べ尽くしてしまいます。そして２年目から雌鹿は子供を産めるようです。鹿は一匹の雄鹿を中心にハーレム状態の群れを作るそうです。ということは来年はさらに増える可能性があります。

雌鹿の猟も解禁になっているようですが猟師がいません。
昨年は畑の網に角を引っかけて動けなくなった鹿を猟師に撃ってもらうよう頼んだようですが、来た猟師はかわいそうで撃てないといって帰ったそうです。もう趣味の猟師でプロではありません。

今日はおまけに畑の側に来た鹿の写真を付けます。

福島第一原発の２号機、３号機もメルトダウンと発表された。
まあだいたいは当初から分かっていたことなんでしょう。
やっぱり隠していたんだという思いにさせられてしまいます。
注水している水はどんどん漏れているようだし、これから梅雨になるし、ますます深刻な事態になるのではと心配します。
汚染水をためるプールでもなんでも、早く無駄になっても良いからどんどん用意していくべきと思います。海底にトンネルを掘って道路を作る技術があるのですからどんどんやってもらいたいものです。
まだ冠水させることをあきらめていないようですが、こだわらないで外部に循環装置を設ける方が確実に思えます。全くの素人でも、こういう時の判断は当事者のようにこだわりや先入観がないから良いこともあるでしょう。
如何なものでしょうか。

今日は急に空が暗くなり激しい雨が降り出しました。
雨が降った後は少し寒いくらいに気温が下がりました。
５月も半ばを過ぎました。