ぼんやりと夕暮れ
2011年7月24日 § コメントする
グールドのベートーベンのピアノソナタ23番を聞いて夕暮れの空を見ていました。
1楽章、2楽章はとても遅いです。
バレンボイムのCDがあるのでそれと比べると1楽章はバレンボイムが10分33秒、グールドが15分1秒。第2楽章はバレンボイムが7分34秒、グールドが11分9秒。
もう全く別物の曲です。
でも夕暮れに聴くにはグールドのほうがぴったりです。3楽章は、バレンボイムが8分13秒、グールドが5分26秒。
モーツアルトのピアノソナタ8番の第一楽章の速さが再生速度を速くしているのではと疑われるくらい速く弾いているのですが、それを思い出しました。
夕暮れからいきなり・・・。
最後の速さは本当に再生速度が狂っているのではというくらいです。
まだかろうじて空は明るいです。
絵は後ほど。
はい、そして現在23時を過ぎたところ。
絵をアップしました。
夕暮れにベートーベンを聴きながら、磯江毅の「鰯」のことを思っていました。
「鰯」だけがなにか違う。それがずっと気になって、何が違うのかと。
半分骨になっている鰯なのにどこかぬめっとしている。それに目が無いはずなのに見方によってあるように見える。
そんなことを思っているうちに、やはり磯江は写すことから創ることをやったのだ、という自分なりの結論に達しました。
写実を超えて、創ろうとした。
それが最後の完成作となった「鰯」という絵。

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