ネルケン
2011年10月25日 § 2件のコメント
高円寺にあるネルケンという喫茶店に入った。
38年ぶり。
フォルム洋画研究所というところで絵を描いていた頃、数回入ったと思う。
とにかく金が無く、身も心もよれよれで絵を描いていた。だから滅多に喫茶店なんかに入ることはできないけど、近くにあったネルケンは金があったら入りたいところだった。
仕事の客先が高円寺に移転したので高円寺に行くようになり、昔うろついていた所などを思い出しながら歩いていて、絵を描いていたフォルムはもう無かったけどネルケンはあるのを前に見ていました。
今日は時間も少しあったので入ってみました。
入ると誰もいないのでしばらく座っていたのですがそれでも店主が出てこない。声をかけてみたけど出てこない。それからしばらくして店主らしき老女が現れた。うつくしく年を取られている、なんて思いながらコーヒーを注文したのでした。
デコトラの本拠地
2011年10月23日 § コメントする
今日はまた蒸し暑くなった。
飲み過ぎが連続して少し不調。
ペケを無限に描いても同じ形のペケは描けない、なんて勝手に思ってまたペケを描いた。
毎日ペケを描き続けるということも、ひとつの方法かもしれない。
あの派手な装飾を施したトラック、デコトラが八戸発祥ということを昨日、堀尾貞治展に来ていたスー・ハイドゥーさんに教えて貰いました。
スー・ハイドゥーさんはそのデコトラに関わるアーティスト。メルボルン生まれで日本語ぺらぺら。デコトラ ヨイサーというコラボレーションの様子はこちら。
スーさんはきっと日本人より日本をよく知っているのだろう。
あたりまえのこと
2011年10月23日 § コメントする
夕方から堀尾貞治展のオープニングに参加していました。
堀尾さん、元気。
堀尾さんの作品はこのオープニングに行かないと一番面白いところを見ることができない。つまりオープニングのパフォーマンスで作品が完成しているのだ。
アとホ、スとキ、というのがあって、それはその場にいる参加者が二手に分かれてア〜とホ〜を大きな声でいうのだ。同時に発声するものだから当然アホともスキとも聞こえない。
一瞬にして闇、というのがあって、それは画廊の照明スイッチを切るだけ。夜だからそら闇になるでしょ。そのあたりまえのことがその場に参加している者にとっては電気のスイッチを切ったら照明が消えて闇になるという意識を憶えることになる。













